完乗@武蔵五日市


何かしらの同じ属性を共有する交通路線を全て乗り尽くす事を「完乗」、そしてそれを成し遂げる者を「完乗者」と呼びます。最もメジャーなものとしては、全国に2万キロほどあるJRの鉄道路線の完乗が挙げられます。

当会では、代々多くの完乗者を輩出して来ましたが、その度に部員やOBの方々が集い、その偉大なる記録を盛大に祝うのが通例となっています。

そして、去る2009年11月22日、当会関係者よりおよそ9ヶ月ぶりとなるJR線完乗者が現れました。

ここでは、当日の模様を写真と共に紹介します。


▲完乗へ向けてまずは腹ごしらえ、という事で、会場に向かう前に立川駅前の喫茶店にて0次会が開かれました。名物の巨大なパフェを一同で味わいます。

 

▲そして移動した先は、五日市線の終点、武蔵五日市駅。完乗者は、より多くの人に祝ってもらいたいがために、大学からも程近いこの路線を意図的に未乗のまま残していたとの事です。

 

▲完乗者を乗せた列車が到着する前に、「完乗旗」(写真左)と「本日の主役たすき」(写真右)を用意します。前者は、完乗のたびに毎回部員たちが用意するもの。完乗者の氏名、達成年月日、達成駅名などが記載されています。後者は、完乗者の中でも、大学在学中にそれを達成した者に代々受け継がれている伝統のたすきです。今回、およそ3年と9ヶ月ぶりに引継ぎが行われることとなりました。

 

▲準備も滞りなく終わり、列車の到着時間も迫って来ました。「完乗旗」を広げてスタンバイです。

▲列車が到着し、完乗者がホームに降り立つ瞬間、このイベントもクライマックスを迎えます。

▲完乗者も、達成感あふれる表情で参加者からの祝福を受けます。

▲そして、いよいよ栄光の「本日の主役たすき」が授与されます。

▲最後は、駅前広場に移動して参加者たちと記念撮影。完乗者にとっては、一生忘れることのできない思い出の一枚となったことでしょう。

▲その後は、場所を小平へと移し、2次会が開かれました。会場となったのは、一橋大学生にはおなじみの飲み屋。いつもどおりの飲み会になると思いきや、店主のおばちゃんよりお祝いとしてすき焼きが振舞われました。

▲会場にて、「本日の主役たすき」に自分の名前を書き加える完乗者。これにて、一連のイベントも無事終了と相成ります。



一橋大学鉄道研究会  ikkyotekken@yahoo.co.jp

Last modified:2009/11/28