夏旅行2011


鉄研では1年で、いくつかの旅行に出かけます。最大なのが、4泊5日の夏旅行です。聞くところによると、他大学の鉄研では、1泊2日〜3泊4日が主流で、4泊5日もの長期間旅行に行くことは珍しいんだとか。そんな、ちょっと長めの夏旅行の模様をご紹介します。基本的に、現地集合・現地解散のスタイルを採用しています。


8/25(1泊目) 小倉

 

▲前日は大阪で「てっけんサミット」に参加しており、そこから通算すれば6泊7日にも及ぶ大旅行。結果として、1日目の小倉はさながら中日となりました。とはいえ、ここで参加して下さったOBの方もいらっしゃいます。和やかな雰囲気が流れました。

 

▲さて、HP更新者(能登屋ことM09)は、大阪で解散した後兵庫県姫路市の実家に戻り、翌日朝、のぞみで小倉入りしました。時間に余裕があったので、後藤寺線・日田彦山線に乗車。左写真の瀟洒な駅舎は鹿児島本線折尾駅。


8/26(2泊目) フリー

▲当日はフリーと言うことで、各人思い思いの鉄路を描きます。と、その前に、私は撮り鉄の1年生についていき、朝食前から小倉駅で100系新幹線を撮影しました。この車輛も今年度中の全廃が発表されております。

 

▲さて、私はと申しますと、小倉駅から特急「にちりんシーガイア7号」宮崎空港行に乗車。ひたすら日豊本線を南下します。すると、宮崎駅手前になにやら怪しげな高架が…。あらかじめ知人から聞いていたのですが、後々調べてみますと、鉄道技術研究所が建設したリニア宮崎実験線の遺構のようです。また、現在では、その遺構を利用して太陽光発電が行われているようです。


8/27(3泊目) 熊本

 

▲さて、本日の宿泊地は熊本です。私は昨日、宮崎から日南線で志布志泊でしたので、27日志布志始発列車でとりあえず宮崎へ向かいます。

 

▲私は宮崎から都城に向かい、都城から吉都線・肥薩線で熊本へ抜けます。肥薩線では、日本三大車窓と呼ばれる区間を通過します。肥薩線は、また、スイッチバック・ループ線といった鉄道ファン垂涎の路線です。

 

▲さて、熊本に到着しました。集合時間にはまだ時間がある、ということで通町筋で熊本市電を撮影。その後、宿で久々に(といっても中1日ですが)メンバーと再会しました。


8/28(4泊目) 鹿児島

 

▲さて、翌日の鹿児島へはルートが限られます。旧鹿児島本線である肥薩おれんじ鉄道を通過する、旧々鹿児島本線である肥薩線を通過する、思い切って九州新幹線で突っ走る…。私は、肥薩線の車窓が気に入ったこともあり、昨日と同様に肥薩線に乗車します。八代〜人吉は、日本三大急流「球磨川」に寄り添います。深い緑を湛えた川は美しく、息を呑むばかりです。さて、人吉〜吉松では昨日同様、スイッチバック・ループ線を行きます。縁起物としても人気を集めた、真幸駅には「幸せの鐘」があります。

▲鹿児島に到着して、時間もあるので、残りの鹿児島本線川内〜鹿児島中央を乗りつぶすことに。川内に到着して、何を血迷ったのか九州新幹線で鹿児島中央へ折り返します。

 

▲さてさて、ふたたび鹿児島に戻ってからは、宿泊・打ち上げ会場のある天文館通に向かいます。天文館と言えば鹿児島の繁華街ですが、熊本同様に市電が便利です。

 

▲最終日の打ち上げはいろいろ混乱もあり、参加して下さったOBの方にご迷惑をおかけしました。この場をお借りして、お詫びと感謝を申し上げます。そして、鹿児島のホテルからは朝陽に光る桜島が望めました。これにて、一橋大学鉄道研究会夏旅行in九州が終了です。メンバーはそれぞれ、このあとも旅を楽しみます。オマケとして、私のここからの行程をご紹介します。


部員たちの訪問先

指宿枕崎線

 

▲本土最南端の駅、西大山駅と薩摩富士:開聞岳です。

 

▲枕崎と言えば、カツオ。シーズンではありませんが、スーパーでカツオを購入!きっぷ鉄の後輩は西頴娃駅できっぷを蒐集します。

▲そして、私は鹿児島に戻り、南国交通の高速バスで鹿児島空港へ。そこから、スカイマーク138便で神戸空港へ舞い戻りました。これにて、私の夏旅行in九州も終了しました。



一橋大学鉄道研究会  ikkyotekken@yahoo.co.jp

Last modified:2011/09/27